写真:左から、ある事務所の練習生のY君、チャンボン、BIGSTARのソンハク君
前回のあらすじ。
チャンボンはスター養成所で3年間汗と涙がにじむような練習に耐え、K-pop歌手を目指してきた。
しかしそんな中、高校では彼を邪魔する者たちがいた。チャンボンは精神的に参り、歌もダンスも上手くいかず。。スター養成所をあとにすることに。そして進学をするも、SPEEDというグループのメンバーになれるチャンスが舞い降りる。
しかしチャンボンはそのチャンスを自ら断ち、学業に専念する事にしたのだった。
チャンボン物語 season2 軍隊入隊編スタートです。
チャンボンは悩んでいた。
それは自分の選択は間違っていたのか、という悩みではなかった。
彼は、軍隊に入隊をするかどうかを悩んでいた。
K-popファンの皆さんならわかると思うが、歌手達の一番の足かせとなるのが、軍隊の2年間という、歌手活動休止期間だ。
チャンボンは悩んだ。
チャンボンの目指すもの、それは変わっていなかった。彼はK-pop歌手になる夢を諦めていない。
いや、K-pop歌手になる夢ではなく、たくさんの人を幸せにできる人になる夢は捨ててはいなかった。
何かを行動するにも、すべて、軍隊に行くタイミングというのが韓国男子を悩ませる。
このタイミングを間違えてはいけない。
だから売れている歌手は軍隊に行く時期を慎重に考えているはずだ。
※大概の韓国男子は高校卒業し、大学に入学後、19歳〜21歳くらいで休学をし、軍隊に行く。
※韓国では大学の休学費用が無料だ。
1度歌手になるチャンスを逃したけど、ここで人生を変えないとダメだ!軍隊に行って、全てをリセットするんだ!
2年間訓練して強い男になって帰ってくる。
チャンボンは決意した。軍隊に入隊することを。
韓国の軍隊には様々な部隊がある。
陸軍、海軍、空軍、芸能兵(現在廃止中)、公益軍、海兵隊。
この中で、一目置かれる部隊は、海兵隊だ。
海兵隊はヒョンビンが志願して入った事で有名だが、海兵隊は志願すれば入れる確率は高い。
それもそのはず、軍の中で一番過酷で北朝鮮との国境や海域の最前線の部隊なので、死ぬ確率が高い。
韓国の芸能人の中には、数年前から幽霊が見えると証言して軍隊入隊免除を受けたとして起訴をされた俳優がいたり、ある歌手が入隊中に規律違反をしたり、様々な問題が報道されている。
そんな中ヒョンビンが海兵隊を志願したのだから、その男らしい決断に多くの韓国国民が湧いた。
海兵隊を出たら、一つの勲章のような一目置かれる目線で見られる。しかもヒョンビンのようにあんなに売れている俳優が死と隣り合わせの部隊に入隊したとなると、やはり同じ韓国の男として尊敬する。
僕はもし、誰かから海兵隊を出たという話をお酒の席で聞くと、あぐらから正座に組み替える程だ。
頭が上がらない。
このように海兵隊がどれだけ特別であるか、皆さんはご理解頂けただろうか。
そんなチャンボン少年は、、、海兵隊、、
ではなく、普通に陸軍に入隊した。
チャンボンの任務は主に、北朝鮮のラジオを盗聴したり、システムの任務であったり、陸上部隊の隊員でもあった。
そんなチャンボンの軍隊生活、軍隊を卒業後の活動については後日詳しく書こうと思います。
韓国男子にとって軍隊に行くのは当たり前の事で、僕にとって軍隊入隊を拒否する人達の気持ちがわからない。
歌手や俳優も避けては通れない道ではあるが、歌手や俳優の方々は軍隊に行きたくないのではなく、活動休止による人気の低下や軍隊を出た後のブランクを心配している場合が多いと思う。
2年間の辛い軍隊生活を終えた後にこそ、本当の韓国の男になるんじゃないかと思う。。。。
チャンボンにたくさんの応援の言葉をありがとうございます。
今回は軍隊の話をしましたが、また次回はもっと詳しい記事を書こうと思うので期待していてください。
p,s
superjuniorのイェソンが除隊したそうですね。SMタウンのコンサート楽しみです〜!